考えることが面倒くさい

何かを集中して考えることが面倒くさい。ちょっといいアイデアを思いついても、すぐに脇道にそれてしまう。
文章を書いていてもそう。もう少しだけ考えれば結論に至りそうなところで面倒くさくなって、そこで止めてしまう。しばらくブログを書いて見たけれど、どの文章も尻切れとんぼで話が飛びまくっている。
それでも書くしかないのだろう。書いて書いて、自分が考えられる範囲をちょっとずつ広げるリハビリをするしかない。そう思いながら毎日駄文を書いている。

今日は海へ行った。海に行って泳ぐのは楽しい。身体的な快感もあるけれど、海の中を見ている限りは何も考えなくてもいい。
いや、考えている。というより、見えている魚や貝や変な色の岩を文章で描写している。でも、興味深いものを見つけても、しばらく考え続けるための頑張り筋がうまく働かず、また違うものを見に行ってしまう。海の中を見ているときはその繰り返しだ。その間はカラフルな風景に対する描写を進めるだけで脳みそを使っている気持ちになる。でも、ちょっとした興味を維持し続ける集中力がなくて、あのとき不思議に思ったはずのことをすべて忘れてしまう。

しょうもないなあ、と思いつつやっぱり尻切れトンボで終わる。明日はもう少しだけ考えられるといいなあ、と願いながら。