日記20201123 地動説の発見

パソコン買った。久々にデスクトップを買ったらやけにディスプレイがぐらぐらする。スタンドのつけ方がよくないのかな、と調整しても直らない。試行錯誤の結果、机がぐらついているということに思い至り解決。これが地動説の発見である。

頼まれた短歌の記事を連休中ずーっとずーっとずーーーーーっと悩み続けたが結局書けなかった。何事も始めることと終わることが難しい。どうするどうなる今月締めきり……。

・読んだ本

『彼方のアストラ』みたいなのを想像していたら違った。終了条件が相当厳しい中、ちゃんとそれを目指す(ずらさない)のはなかなかすごいと思う。主人公が完全にアジテーターで有能マンを引っ張っていくタイプなのが面白い。こういう熱血主人公って、「お前は何もしてないじゃん」って読者に突っ込まれたら失速してしまいがちだけど、この主人公は熱血さを「煽動者としての能力」として描写されている(作者によって意図的にずらされている)ため、最後まで読ませるパワーがある。『新本格魔法少女りすか』の主人公っぽい。ちなみにレイが好きです。ノーマンに対して思うところが多すぎて平静に見ていられません。つらい。

・これから読む本

おもいでエマノン (徳間文庫)

おもいでエマノン (徳間文庫)

すいませんまだ読んでいないんです!!!!

日記20201115 みんなどうして短歌を始めた(始めない)?

久しぶり! いつも「久しぶり」から始まるなこのブログ……。
忙しいというより余裕がない状態が続いて、挙句の果てに家のネットがつながらなくなってしまったのでブログの更新が止まっていた。治すのが面倒でしばらく放置していたが、原因を探ったらDNSキャッシュだった。なーんだ。

ちょっとした成り行きで短歌について同人誌的なものに書くことになった。でも短歌を作れなくなって1年あまり経つので書くことがない。いっそのこと「短歌を作れない人間の生態」とかそういう記事を書いてしまおうかとすら思っている。

そもそも短歌ってよほど人生にきっかけがなければ出会わないですよね。俵万智? ちょっと詳しい人なら穂村弘? そこまで思いつかない人は百人一首??? とかそのレベルの知識なのではないか。
角川『短歌』を読んでいる人もあまりいないし、かといってTwitter短歌はエモさと繊細さで相手をボコり合う戦場と化している(偏見)。もう少し間にあるのはNHK短歌とかケータイ短歌(もうないみたいだけど)とかになるのかな。なんというか、短歌に触れる場はある程度増えたのだけど、実際に触れるのはある程度以上の興味がある人しかいない、入り口にたどり着けなければ一生触れることのない世界のようだ。授業であれだけ短歌を読まされても、七五調の標語や歌詞にこれだけ馴染んでいても、短歌や俳句を趣味にする人が少ないのはなぜなのだろう。

……みたいな文章を書こうかと思っていたのだけれど、調べ物がガッツリ必要になりそうなので躊躇している。このブログは推敲一切なしで今思いついたことをそのまま書きなぐる場所なので、オチなしで終わります。しかし本当に何書こうかな。

・読んだ本

折り紙王子の凄ワザ!折り紙

折り紙王子の凄ワザ!折り紙

『カワイイけれど難しすぎるおりがみ』よりもイラスト折図がついて読みやすくなったぞ! というより『カワイイ~』はほとんど折り線が見えなくて困ったぞ!(この本の感想じゃないこと書いてすみません)

ミーハーみたいで恥ずかしいのだけれど、確かに読む価値あると思う。実用的なノウハウというよりは、「自分で何かを進めていこう」という人に対する叱咤激励、そして強いシンパシーを感じる。

半神 (小学館文庫)

半神 (小学館文庫)

『金曜の夜の集会』を読みましょう。

日記20201101 必ず髪の色が変わって出てくる店

近所にヘアカラー専門店があり、前を通るたびに「この店に入る人は必ず髪の色が変わって出てくる」というテーゼが頭をよぎる。それを言うなら普通の床屋だって店に入る人はみな髪が短くなるわけだし、レストランに入る人はみな体重が増えて出てくるわけだ。だけどなぜか、ヘアカラー専門店にだけにはすごい発見をしたような感慨がある。なぜだろう。髪色が変わる = 超サイヤ人という方程式が脳内にあるからかな……。

某有名短編集の新訳版を読む。感想をブログに書こうと思ったのだけれど、あまりに翻訳が合わなかったやめました。最後までなんとか読み切ったけどきつかった。翻訳は文章の呼吸が変になりがちなのでもともと読むのが不得手。翻訳というだけで評価が1段階下がってしまう……。でも面白い翻訳や、翻訳は下手だけど内容はめちゃくちゃいい本も確かにあるのだ。

他に最近読んだ本。

最高の体調 ACTIVE HEALTH

最高の体調 ACTIVE HEALTH

kindle unlimitedに入っていたので読んでみた。思ったよりはちゃらちゃらしていない自己啓発本エビデンスを重視する姿勢は評価するが、そこに重きを置きすぎて実践的ではなくなっているかもしれない。
でも、自己啓発本の利用方法は鵜呑みにして真似っこすることではなく、自分を省みる足がかりとすることですよね。だったら表面的な実践性はあまり必要ないのかな。真似さえすればすべてうまくいく!と思っている人はずっとうまく行かないでしょうし……。
読みながら自分反省会でもしてみようかな、くらいのスタンスで読むと面白いです。

日記20201027 タイムサービスみたいな曲

仕事場が変わってしばらく経つ。密になるのを避けたいが在宅ワークは許されず、仕方なく別の場所で(まあまあ密になりながら)作業をするというへんてこな状態。
この仕事場ではラジオがずっとかかっており、最近はOfficial髭男dismの『I LOVE…』が流れっぱなしである。この曲の冒頭、スーパーの特売みたいじゃないですか? ラジオのCMかいなと思って聞いていたら今っぽいしっとりな歌が始まってびっくりした。ミックスかラジオ側のシャッフル企画なんだと思って公式を探したらもともとこういうイントロなのだと知りびっくり。タイムサービスじゃないんだ……

www.youtube.com

あたしンち』を全巻読み終わったので感想。
この漫画は、潜在的な理由によってなんだかトンチキな出来事・行動が発生する事象を取り出すのが抜群にうまい。しかも、取ってつけたものではない理由を明示しながら。この漫画はただの「あるある」ではなく、「あるある」の裏側が本題となる。いわば種明かしが本編であり、ギャグの中心になるわけだ。
そういうとミステリの解決編っぽいのだけれど、この漫画の種明かしは「明快ではない潜在的な理由だけど納得度はやけに高い」という不思議さを持つ。ミステリで探偵が発言した内容が答えとして定まるように、この登場人物や作者が「こうだ」と明言する(モノローグや思考も多い)となんとなく納得してしまうのだ。それまでの登場人物の言動、コマの端っこでなんとなくしているポーズ、物の配置……全てに誘導されて「そういうものかな」とうなずかされてしまうような、妙な立体感を持った漫画だ。

日記20201025 折り紙を会社で捨てる

週一更新になってしまってとてもよくない。

年に数回折り紙ブームが来る。会社で気持ちが閉じてしまった休憩時間にやったりもするのだけど、コミュニケーション強者が「何してるんですか?」と聞いてくる。「折り紙です」「折り紙」「折り紙」と互いの言葉を繰り返すだけの山彦を数回行って途切れさせてしまう。私は弱いのでただ折り紙を続けるのみ。本当にすみません。
さらに私は「折るのが好き」「構造が好き」なタイプなので、完成したら直ちに捨ててしまうことが多いのだけど、こっそりグシャグシャにしてゴミ箱に入れていたのをもちろんバッチリ見られる。重ねていうが本当にすみません。振り返ったときのコミュ強さんの顔のこわばり、今でも忘れないよ……。

・読んだ本

あたしンち(1)

あたしンち(1)

小さな頃に読んだきりで、あのときは妙にざわざして読めなかったのだけど、今は読めるようになってしまった。
たとえば石田(主人公の弟のクラスでちょっと浮いた言動をする女子)。彼女への扱いが自分と重なって読み進められなかったのだけど、今見たらかなり適応している方だ。少なくとも、周囲と折り合いをつけることとつけなくていいことの差をわかっている感じがして、賢いひとだなと思ったりする。
「母」についても、子供の頃は「いらっとする家族」がダブってしまっていたけど、家族がいなくなった今なら「そういうものかな」と思えるようになった。これはいいのか悪いのかよくわからんが。
家族の「ちょっとムカつくところ」「ちょっとすごいところ」をすべて平等に書いている漫画ってなかなかない。たいてい作品のカラーにあわせてどちらかにフィルターされてしまうから。全巻読んだらもう少し思考を進めたい。

日記20201018 鬼滅の刃読まないボーイ

近くに大きめの店がないので電車で100均に行く。片道300円、往復600円……。用事を済ませるのが目的なのだから交通費の事は考えてはいけない。でもやっぱりもったいないのでユニクロとか冷やかして元を取った気になる。

小腹が減ったので銀だこを食べる。『鬼滅の刃』とコラボをしているそうで、たこ焼きの舟(でいいのかな?)の端っこにマークが入っていた。じゃあたこ焼きを全部食べたらキャラの絵が書いてあるのかな、と思って食べ進めたが何もなし。いや、ソースまみれの推しの顔を見たいか、舟を洗って取っておくのもできないしとは思うのだけど、片手落ちなような気もする。『鬼滅の刃』読んだことないけど。

映画館も入っているショッピングセンターなので、『鬼滅の刃』のパンフレットを持った少年少女がめちゃくちゃいた。もうワンピースとかドラえもんくらいのレベルで「常識」になっているのかな。読んでいない子とか影で頑張って読んでいるのかな……想像するとなんだかいじらしい。「別に鬼滅とか読んでねーし」みたいな逆張り中学生もいっぱいいそう。
かくいう私も逆張り野郎で『ワンピース』読まずに育ったので、勝手に想像上の逆張り鬼滅読まないボーイを応援している。大人になったら外聞なくなって好きに読み散らかせるから大丈夫。でもきっと、あの年齢で読むのが一番面白い漫画だったんだろうな……。

・読んだ本

すごいよ。SFのポエジーな部分を技術用語のままで抽出しきっている感じ。飛浩隆は「叙情」だけど、この人は「詩性」という感じ。『逆行の夏』に読後感が近いような気がする。ハードSFだけど、理論というよりは結構ロマンチックで感情よりなので安心して読んでください。

日記20201013 ただのざったなメモ

今日はメモ。

怪我をした。幅の狭い道で自転車を走らせていたら向かいから歩行者が来て、端に寄せたら街路樹に手をしこたまぶつけた。擦り傷の痛さより、なんとなく手がしびれた状態になっているのが不安。明日までに治るといいのだけど。

中古で買ったEinkタブレットについて。
機能には概ね満足しているのだけど、気づいたら付属のスタイラスペンの先がなくなっていた。サイズが合えばワコムのペン先でOKらしいので買ってみたが、なんか調子が悪い。感度がよすぎて書いた線がすべてつながってしまう。ペン先いくつか試してみたり、別のペンを代用しようとしたがだめっぽい。標準のペンを買い直したら累計額が新品タブレットくらいになりそうで癪。うーーーーん。
こういうの、どこに損益分岐点があるのかわからん。みんなこんな細かい選択を毎日しているの? すごいなあ。

こういう日常ってよほどのことがない限り人にも話さないし、日記でもつけていなければ忘れてしまう。最近のブログってみんな面白いコンテンツや普遍的に味のある文章を出す場になっていて、こういう属人的でオチのないメモはあんまりないよなあと思いながら書いている。
(読んでいる人がもしいればだけど)内容ないですよ? もっと面白いものいっぱいありますよ……。

・最近読んだ本

はぐれアイドル地獄変 11

はぐれアイドル地獄変 11

体の使い方が下手くそなので格闘マンガは何が起こっているかわからないことが多いのだけど、この人の絵はきれいで解説が理屈っぽいのでするっと読める。エロ路線はどこにいった……と思うけど、まだまだ結構エロいですよ。

話運びが少しだけオタオタしているけれど、異星人の造形がかっこいい。あと最終回が好き。『第七女子会彷徨』とか好きなひとなら性に合うと思う。

九十九十九 (講談社文庫)

九十九十九 (講談社文庫)

満を持して(?)読みました。『煙か土か食い物』よりは『ディスコ探偵水曜日』っぽいですね。暴力性を過度に茶化すことで逆に哀愁を帯びるヒヤヒヤするような感覚、舞城王太郎にしか出せませんね。