日記20201018 鬼滅の刃読まないボーイ

近くに大きめの店がないので電車で100均に行く。片道300円、往復600円……。用事を済ませるのが目的なのだから交通費の事は考えてはいけない。でもやっぱりもったいないのでユニクロとか冷やかして元を取った気になる。

小腹が減ったので銀だこを食べる。『鬼滅の刃』とコラボをしているそうで、たこ焼きの舟(でいいのかな?)の端っこにマークが入っていた。じゃあたこ焼きを全部食べたらキャラの絵が書いてあるのかな、と思って食べ進めたが何もなし。いや、ソースまみれの推しの顔を見たいか、舟を洗って取っておくのもできないしとは思うのだけど、片手落ちなような気もする。『鬼滅の刃』読んだことないけど。

映画館も入っているショッピングセンターなので、『鬼滅の刃』のパンフレットを持った少年少女がめちゃくちゃいた。もうワンピースとかドラえもんくらいのレベルで「常識」になっているのかな。読んでいない子とか影で頑張って読んでいるのかな……想像するとなんだかいじらしい。「別に鬼滅とか読んでねーし」みたいな逆張り中学生もいっぱいいそう。
かくいう私も逆張り野郎で『ワンピース』読まずに育ったので、勝手に想像上の逆張り鬼滅読まないボーイを応援している。大人になったら外聞なくなって好きに読み散らかせるから大丈夫。でもきっと、あの年齢で読むのが一番面白い漫画だったんだろうな……。

・読んだ本

すごいよ。SFのポエジーな部分を技術用語のままで抽出しきっている感じ。飛浩隆は「叙情」だけど、この人は「詩性」という感じ。『逆行の夏』に読後感が近いような気がする。ハードSFだけど、理論というよりは結構ロマンチックで感情よりなので安心して読んでください。