日記20201025 折り紙を会社で捨てる

週一更新になってしまってとてもよくない。

年に数回折り紙ブームが来る。会社で気持ちが閉じてしまった休憩時間にやったりもするのだけど、コミュニケーション強者が「何してるんですか?」と聞いてくる。「折り紙です」「折り紙」「折り紙」と互いの言葉を繰り返すだけの山彦を数回行って途切れさせてしまう。私は弱いのでただ折り紙を続けるのみ。本当にすみません。
さらに私は「折るのが好き」「構造が好き」なタイプなので、完成したら直ちに捨ててしまうことが多いのだけど、こっそりグシャグシャにしてゴミ箱に入れていたのをもちろんバッチリ見られる。重ねていうが本当にすみません。振り返ったときのコミュ強さんの顔のこわばり、今でも忘れないよ……。

・読んだ本

あたしンち(1)

あたしンち(1)

小さな頃に読んだきりで、あのときは妙にざわざして読めなかったのだけど、今は読めるようになってしまった。
たとえば石田(主人公の弟のクラスでちょっと浮いた言動をする女子)。彼女への扱いが自分と重なって読み進められなかったのだけど、今見たらかなり適応している方だ。少なくとも、周囲と折り合いをつけることとつけなくていいことの差をわかっている感じがして、賢いひとだなと思ったりする。
「母」についても、子供の頃は「いらっとする家族」がダブってしまっていたけど、家族がいなくなった今なら「そういうものかな」と思えるようになった。これはいいのか悪いのかよくわからんが。
家族の「ちょっとムカつくところ」「ちょっとすごいところ」をすべて平等に書いている漫画ってなかなかない。たいてい作品のカラーにあわせてどちらかにフィルターされてしまうから。全巻読んだらもう少し思考を進めたい。