ちんたら料

去年も同じようなことを書いていた気がするのだが、部屋が寒い。さらに付け加えると汚い。大量の本が散らばり、服が積み重ねられ、机の上も大騒ぎである。結果、部屋に居づらくてファミレスとかマックについ行ってしまう。

寒さや汚さを解消するには、時間や金をコストとして払う必要がある、防寒・座りやすい机と椅子、そして掃除をする覚悟。それらを払いたくなくて解決を先延ばしにしたまま冬が終わろうとしている。きっと夏も暑さ(+汚さ)に悩まされるのだろう。よくよく考えれば飲食店に行って支払うコストの方がもったいないし、さらに食べたくないものを在席料として注文するから健康にも良くない。実際太った。快感にもつながらない行為にコストをだらだら支払うのは本当に無駄でしか無い。

生き物は目の前の快感を双曲線的に高く評価する(というより、目先に迫っていない快感を双曲線的に割引する)。この「めんどくさい」に何らかの価値を付与しなければ、私はいつまでもちんたらし続けるのだろう。そして、何事かをなせる人というのは何らかの価値を付与できる才能を持った人なのだろうな、とやるせなくなる。

……しかし、ずっと私は成長しないなあ。