日記20200724 プールで泳がない

プールで泳ぎに行ったけど鬱がきたので泳がず併設売店でずっと本を読んでいた。天気が良くないとやっぱり調子が悪い。

読んだ本は『コルヌトピア』。やっと全部読みおわった……。
若干事件と人間とSFのバランスが悪い感じがする。作品の中に出てくるモチーフや人間が「それ」である必然性が低く、物語の中で融合していないのが引っかかってバランスを悪くしているのかもしれない。SF的アイデアはかなり面白いと思う。こんなの思いつけない。

帰りに鳥貴族で飯を食う。微妙に焼きが甘い焼鳥が出てきたり、塩をかけすぎだったり。なんとなく脇が甘いトリキだった。チェーン店で脇が甘いものが出てくると妙に人間を感じてしまう。

コルヌトピア (早川書房)

コルヌトピア (早川書房)

日記20200722 クレムリン

帰りの電車の車掌さんが私と同じ名字で、しかも声が非常に好みだった。こういうのがあるとちょっとうれしくなりますね。

今日は行き帰りに『クズより怖いものはない』を読んで、その勢いで『クレムリン』を読む。やはり『クレムリン』は異常に面白い。こういうのはきっと作者にとって嬉しくないのかもしれないけれど、最初にして全てが完成している。『神狩り』みたいだ。
もちろんメシアの漫画はそれ以降も面白い(私は『国家の猫ムラヤマ』が好きです)けれど、『クレムリン』は面白いという以上になんというか、ある種の世界の「正解」みたいなものを言い当てているような気がする。

皆さんご存知でしょうがメシアは文章も面白い。『ブスの本懐』はもちろんのことだけど、ゴラクのエロコラムはかなりアツいですよ。ほんの少し『クレムリン』の匂いがして、そこに少しだけ「筆が乗りすぎた」スリップ感が加わるのがいい。

クズより怖いものはない

クズより怖いものはない

  • 作者:カレー沢 薫
  • 発売日: 2020/01/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

日記20200721

日記全然書いてないなあと思いながら『うさくんの脳みそやわらかい』を読む。かなり内側にも外側にも細かいところまでよく見える目を持つ人だなあとと感心してしまう。それが『マコちゃん絵日記』につながっているのかな。
このブログの一つの目標はうさくん日記です。

昔はちまちまtwitterで短歌を作ったりしていたのだけど、最近全然更新していない。たまに作っても、最近は視野狭窄で言葉に広がりがない感じでうんざりしてしまう。

仕事は、しごtで、しご、死後の世界にも労働はあるというワニ

日記20200717

エアコン取付のために有休を取得。やはり仕事は人間のするものじゃない。休みはいい……。

フラカンの『はぐれもの讃歌』が好きだ。どうしようもない俺たちが、どうしようもないことを自覚しながら生きる歌。スピッツフラカンも、そのどうしようもなさへの強固な自覚がいいと思う。結構しょうもなくて一番には絶対なれなくて思っていた素敵な未来は来なくて子どもの頃の根拠のない自身も消えてしまって世界は優しくない。諦められるほど素直じゃなくて、飲み込めるほど賢くもなく、開き直るほどの度胸もない。そんな「しょぼさ」を両手に握りながら、でも歌い続ける。

いつも仕事場ではお昼をほとんど食わないので、休みの日は食べすぎになる。

日記20200715

新人だからというのもあるけれど仕事ですることがない。私が仕事全然できない無能マンなのも察せられて何となく心苦しい。暇が限凸したので基礎知識の勉強したりして過ごす。「お手伝いできることありますか?」というのも失礼な感じがするし……。

夜はピザトースト

日記20200714

なにもない人生に書くことがないとは本当だろうか? 多分違うのだろうけど。

今日買った本。内容は面白いけど、人名が覚えられない。名前が覚えられないからファンタジーを敬遠していた子供時代を思い出した。

あとは『きのう何食べた?』をずっと読み進めている。ここで出てきた鰯の梅煮は自分の数少ないレパートリーになった。