体は正直

家ではたいてい自分で沸かしたお茶を飲んでいる。別に水道水が不味いからではなく、なんとなくお茶の方が体に良さそうだというイメージのみの理由で選んでいる。だから茶葉も一番安いもの。

この惰性を打破すべく、ここ1週間ほど水道水を飲んでいた。暖かいのがほしければレンジでチン。もしこれで水道水でもオッケーだとわかったなら、茶葉代と光熱費が節約できて一石二鳥だと思ったのだ。

最初に書いたとおり、水道水の味に明確な不満はなかった。ないはずだったのだけど、体は正直であった(エロワードではない)。どういう結果になったかというと、如実に水分摂取量が減ったのだ。お茶を沸かしているときは2Lのヤカンを1日で飲みきっていた。しかし、水道水オンリーの場合、マグカップ2,3杯(多くて1.5L弱)で止まってしまうのだ。自分で気づかないうちに水道水を敬遠している。こういうのが思考ではなく行動に現れるのはすごく面白いなーと思いつつ、やっぱり毎日お茶を沸かすことにした。