選ばない選択

使っていたハンドクリームが、いつのまにか店から消えていた。

メンターム スキンバームBH 60g

メンターム スキンバームBH 60g

これ。
前はドラッグストアやらスーパーやら、それこそどこにでもあったはずなんだけど、いつの間にか見かけなくなってしまった。まだamazonでは買えるので、注文した。

店のスペースには限りがあって、新製品は人気がなければどんどん消えていく。コンビニのアイス売り場でガリガリ君ハーゲンダッツだけが不動で、他の製品は入れ替わり立ち替わり。前美味しかったアイスはどこにいった? と思うと、amazon楽天にある(販売中止になると二度と出会えない)。

でも、これは小売りのウリ(期せずして駄洒落になった)なのかもしれない。選択肢の狭さ、そして新製品がずっと目に入り続ける流動性amazonで新製品探そうと思ったら結構面倒ですよね)。こだわりを持って能動的に探す製品でない場合、その「なんとなく」を後押しする店の作り方は有効だ。なんとなく新しいもの買ってみるか、試してみるかという頭を使わない思考を可能にする。商品が溢れたこの世界で、「選ばなくてもいい」というのはかなり重要なメリットだ。

ちなみに、注文したハンドクリームが届く前に使うものがないので、ニベアを買ってきた。ニベアの青缶はどこにでもありますね。……新製品ではないな。まあ、これも選ばない選択だ。