日記20210116 デッキブラシ

出先の電車でモヒカンの人を見た。モヒカン部分がぴっちりと長さが揃えられて平ら。そして短い。
頭によぎった単語は「デッキブラシ」「おにぎりの海苔」だった。

・読んだ本

追想五断章 (集英社文庫)

追想五断章 (集英社文庫)

米澤穂信は人間の感情の癖みたいなものを重要な状況証拠に取り入れることがあって、そこが土台として弱い気がしてしまう。でもこれは私が自分の感情を一切信用していないからであって、一般的には問題ないのかもしれない。
感情を状況証拠に取り入れることを前提としてもよいならば、結論を選び取ることもできるだろう。というか、この本の登場人物たちはあの結末を「選んだ」ように見える。
娘が読めるか読めないかぎりぎりの手がかりを残しているあたりとか、ちょっと詮索すると悪い方向にも考えられるかも。