日記20200525
仕事をしていると何も出来ない。今日は人に教える仕事があって、しっかりとと会話能力の下手さを露呈してきた。
某ソシャゲのレイドが1日1回決まった時間しかできないので、こっそりとトイレでやろうと思ったら(そんな長い時間じゃないぞ!)電波が悪くてまったくできず。すごすごと仕事に戻る。
電車の行き帰りに『ダンス・ダンス・ダンス』を読む。村上春樹の小説の中で、五反田くんは1,2位を争う救われない人だろう。ショウアップされることですり減っていくのに、ショウアップすることしか生き方を選べない。ひっそりと自分のために死ねた鼠は幸福な方だ。
微妙に『ダンス・ダンス・ダンス』と似ている気がして『トーマの心臓』を読む。ユーリを「僕」とするならトーマがキキ、オスカーが五反田くん、エーリクがユキといった感じだろうか(かなり強引だけど)。オスカーは少しだけ救われているけど。五反田くんもオスカーも一番報われなくて好きです。
『ダンス・ダンス・ダンス』と『トーマの心臓』の比較についてはいつかやりたい。
- 作者:村上 春樹
- 発売日: 2004/10/15
- メディア: 文庫
- 作者:萩尾 望都
- 発売日: 1995/08/10
- メディア: 文庫