日記20200521

ちんたらと仕事をしながら音楽を聞く。というかほぼスピッツを聞いていた。
気になったことがあるとほとんどそれしかしなくなってしまう……。

なぜか、ゲッツ板谷の本のことを考えていた。この人、とんでもなく言葉の振れ幅が大きい
「こういうことは書かないほうがいいんじゃないか」「恥ずかしいから書きたくない」というリミッターが外れている気がする。脳と手が直結しているような、そんなうねりのある文章を書く。内容のあの俗っぽさ、突然出てくる妙ちきりんなフレーズ。あんまり考え方が合わない人だけれど、あのリズムで妙に納得させられてしまう。そしてそれが悪い感じじゃないのだ。

こういう文章は、理想の一つだ。毒にも薬にもならないような曖昧な言葉を重ねている私には書けない。真似したいとは思わないけど、羨ましくはある。