プラネット・ウィズの雑多な感想

『プラネット・ウィズ』を見た。何というか、『テニスの王子様』とコロコロの販促漫画(ベイブレードとかミニ四駆とか)をあわせたみたいなバカアニメで面白かった。

面白かったところ、気になったところをメモしておく。以下ネタバレ。
・『惑星のさみだれ』しかり、水上悟志は「動物モチーフの人たちがたくさんいて宇宙からの敵とたたかう」話が好きなのだろうか。そしてサイキック、そして総力戦。もしかして世界観に関連があるの……か?

・グランドパラディンの人たちがあまりにもすぐに脱落していって面白かった。『ぼくらの』みたいに一人ずつ抜けていくのかなーなんて第1話を見て考えていたので、まさか第6話で全員(一度)抜けるとは想像していなかった。

・リエル人もシリウス人もヒューマノイド型だし、地球の大気を当たり前に吸っているし、なにより人類と考え方とか文化が近すぎて、逆に人間型をしていない人たちは愛を持てないんじゃないか……という気持ちになってきた。キグルミの人たちのあれは宇宙服なのかな。でも、体の大きさが均等すぎない?

・宗矢が最初にグランドパラディンの人たちを見て、何かを銀子たちに示されて、それで「あいつらは敵」ってなったのはなぜだろう。故郷を潰したのは龍で、パラディンたちからその気配を感じたということなのだろうけど……(以下の疑問に続く)

・なんでグランドパラディンの人たちは暴走すると龍になるの? 龍の力を持つもの(龍造寺隆? 月の裏の龍?)から影響を受けて龍の力を使っているのだとしても、じゃあなんでその後も自らのサイキックで念動巨神装光を出せるのだろう。もしかして、サイキック自体がすべて龍の力であり、暴走・覚醒するとみんな龍になるのかな。宗矢と先生とか、閣下と白石さんのサイキックは種類が違うのかもしれない。龍造寺(息子)が龍の力をめちゃくちゃに使えるのは、自身が持つ思想の強さによって常に暴走状態である、とか?

・銀子がシリウス人からリエルを守っているシーン、人少なくない? リエル人、あれだけしかいないのかな。一部の人? それとも他の人は死んだのか? 姫がいなくなったあとに指導者が他にいなかったら、なかなか復興は大変だろうな。

・最大の謎。「龍を救う!」ための作戦なのに、すぐに時空の穴に落とす方に切り替えるのはなぜなのか。救ってない……。